2009年02月21日
ワン=オーダー論
長年に及ぶ戦乱と一向に収拾を見せない国家間競争に疲弊していた一般星民や、識者達の中では、再び宇宙統一政体の樹立を求めるワン=オーダー思想が高まりを見せつつあった。
もう誰も、加熱する拡大政策に嫌気が差し初めて来たのだ。
しかし、その拡大と戦争と経済の三要素は、切っても切れない状況にまで結合を強めていた。
そして尚悪い事に、五大国自体が、それを追求する為の複雑怪奇かつ精巧な巨大装置となってしまっており、それなくしては存立しえないまでに、国家としての本能にまでしっかりと組み込まれてしまっていると言う、恐るべき事実があったのだ。
つまり、五大国が存続する為には、今のまま危険な成長ゲームを続けるしか無くなっていたのだ!
案の定、五大国はワン=オーダー論を危険思想として徹底的に弾圧し、水面上に限れば、その動きは完全に封じられた。
だが、人々の不満を抑える為に、思想には必ず代替品が必要だ。
彼等は実に安易かつ短絡的に、それを愛国心と、その対象たる仮想敵国の喧伝に求めた。
仮想敵を、やがて本当の敵だと思い込んでしまうまでに、そう時間はかからない。
こうして最終戦争の舞台が準備されて行った。
Too fast too die
ul
もう誰も、加熱する拡大政策に嫌気が差し初めて来たのだ。
しかし、その拡大と戦争と経済の三要素は、切っても切れない状況にまで結合を強めていた。
そして尚悪い事に、五大国自体が、それを追求する為の複雑怪奇かつ精巧な巨大装置となってしまっており、それなくしては存立しえないまでに、国家としての本能にまでしっかりと組み込まれてしまっていると言う、恐るべき事実があったのだ。
つまり、五大国が存続する為には、今のまま危険な成長ゲームを続けるしか無くなっていたのだ!
案の定、五大国はワン=オーダー論を危険思想として徹底的に弾圧し、水面上に限れば、その動きは完全に封じられた。
だが、人々の不満を抑える為に、思想には必ず代替品が必要だ。
彼等は実に安易かつ短絡的に、それを愛国心と、その対象たる仮想敵国の喧伝に求めた。
仮想敵を、やがて本当の敵だと思い込んでしまうまでに、そう時間はかからない。
こうして最終戦争の舞台が準備されて行った。
Too fast too die
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投稿者 aroma43 15:45 | コメント(0)| トラックバック(0)
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